BLEACH 千年血戦篇

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  • 死神
    死覇装(しはくしょう)と呼ばれる黒い着物を身に纏い、斬魄刀(ざんぱくとう)という刀を帯刀している。
    死後の世界にあたる尸魂界(ソウル・ソサエティ)に存在する組織「護廷十三隊」に所属しており、「整」と呼ばれる迷いし霊を尸魂界へ導いたり、「虚」と呼ばれ生者・死者を区別なく襲い魂を喰らう存在を昇華したりと、現世と尸魂界にある魂魄の量を均等に保つため調整を計る役目も担う調整者である。
    個性や能力によって異なるが、「斬拳走鬼」と呼ばれる斬術・白打・歩法・鬼道の四つの戦闘方法を基本とする。
    一般には、相当霊感のある人間でなければ、その姿を見ることはできない。
  • 破面
    仮面を外し、死神の力を手に入れた虚(ホロウ)。
    崩玉の作用により個体数が激増し、外見が人間に近い成体が完成した。
    虚であった時の力が強大な者ほど高い戦闘能力を持ち、より人間に近い形になる。
    割れた仮面と白い死覇装を纏い、斬魄刀を携えている。破面の斬魄刀は破面自体の能力の「核」を刀の姿に封じたものであり、
    死神の卍解にあたる帰刃(レスレクシオン)をすることによって、真の能力と姿を解放することができる。
    また霊圧硬度の高い鋼皮(イエロ)や、瞬歩や飛廉脚に匹敵する響転(ソニード)をいう高速移動能力を持ち、
    虚閃(セロ)を使うことができる。一般的には、虚時の超速再生能力を失っている。
  • 虚圏
    現世と尸魂界の挟間に存在している、虚が巣食っている空間。黒腔(ガルガンタ)を通らなければ入ることができない。
    常に夜であり、現世とは月が反転して映っている。
    地表は白い砂のようなもので覆われ、石英のような物質で構成された枯れ木が散在している。水は存在しない。
    現世や尸魂界と比べて大気中の霊子濃度が高く、一般的な虚であれば呼吸をするだけで十分な栄養を得ることができる。
    また、死神や滅却師の戦闘能力も大幅に上昇する。
    かつて藍染惣右介とその部下たちが虚圏(ウェコムンド)にある虚夜宮(ラス・ノーチェス)を占拠していた。
  • 滅却師
    強い霊力を持ち、人間に害なす虚を完全に消し去ることを目的としている集団。
    生き残りは石田雨竜をはじめ僅かと思われていたが、「見えざる帝国」を名乗る滅却師の一団が尸魂界に対し宣戦布告を行う。
    白い軍服に身を包み、「神聖滅矢」(ハイリッヒ・プファイル)と呼ばれる霊子を集束させた矢を放つ/飛簾脚という高等歩法を使用する/霊子を血液中に流して攻撃力を高める「動血装」(ブルート・アルテリエ)と、
    防御力を高める「静血装」(ブルート・ヴェーネ)という二つの血装により肉体を強化することができるなど、多種の能力を持つ。
    虚を浄化して尸魂界へ送り魂魄の総量を把握・バランスを調整する役目を担う死神とは、千年以上にわたって対立しており、二百年前にその大多数が死神によって殲滅された。
    全ての滅却師が始祖であるユーハバッハの血を引いており、しばしば純血統滅却師(エヒト・クインシー)と混血統滅却師(ゲミシュト・クインシー)を区別して呼ぶことがある。
  • 卍解
    斬魄刀解放の第二段階であり、第一段階である始解と比べると、
    その戦闘力は一般的に五倍から十倍に跳ね上がる。
    斬魄刀との“対話”と“同調”で会得することができる始解とは異なり、
    卍解に至るには、斬魄刀の化身を“具象化”させ、その化身を“屈服”させる必要がある。
    斬魄刀の“真の名前”を唱えることで発現し、始解以上に千違万別な能力・形状に変化する場合が多い。
    卍解状態を維持するためには膨大な霊力を要するため、
    護廷十三隊隊長格であっても長時間維持することは難しい。
    また、基本的に、一度破損した卍解は修復されることはない。
    十一番隊という例外を除き、護廷十三隊の隊長になるには卍解を会得していることが条件の一つとも言われる。
  • 護廷十三隊
    瀞霊廷および尸魂界の護衛、現世の魂魄の保護等を目的とし、山本元柳斎重國によって創設された組織。
    全権を握る総隊長兼一番隊隊長を中心に、十三の隊で構成されており、階級は基本的に戦闘能力によって決められている。
    「護廷十三隊は高尚な組織である」という中央四十六室の建前上、厳しい隊律があり、本人の意思による脱退は認められていない。
    各隊の主義や気質は隊長の影響を強く受けるため、隊毎に大きく異なる。また各隊には隊を象徴する隊花があり、瀞霊廷内にある各隊舎や副隊長が持つ副官章に刻まれている。
    十二番隊の付属機関である技術開発局や、隠密機動、鬼道衆など各組織とのつながりも強く、しばしば各組織の長と隊長が兼任となる場合がある。
    一般的に真央霊術院を卒業した者が入隊し、別の隊への異動や昇進などが命じられることもある。
  • 星十字騎士団
    見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)に属する滅却師の精鋭部隊で、中でもユーハバッハから聖文字(シュリフト)と呼ばれる固有の能力を与えられたメンバーは護廷十三隊の隊長格をも圧倒する戦闘力を持つ。
    死神の卍解を奪うことができるメダリオンを所持し、尸魂界への侵攻に臨む。
    弓矢とは一見異なる銃や剣などの形状をした霊子兵装を使用する者や、想像を超えた強化形態となる「滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)」を発動できる者がいる。
    千年前の戦争で護廷十三隊に敗れて以降、「影の領域(シャッテン・ベライヒ)」と呼ばれる霊子の空間の外では、活動に時間制限が生じる。
  • 黒腔
    現世と虚圏をつないでいる穴。虚や破面が現世と虚圏を行き来する際に開かれ、普段は閉じている。
    中に道はなく霊子の乱気流が渦巻いているため、通行者は霊子を固めて足場を作りながら進まなければならない。
    藍染との戦いへの備えとして尸魂界から指令を受けていた浦原喜助は、「我が右手に界境を繋ぐ石 我が左手に実存を縛る刃 黒髪の羊飼い 縛り首の椅子 叢雲来たりて 我・鴇を打つ」という口上と共に術を発動することにより開いて、調整・安定させることができる。
    また、涅マユリは虚圏にてザエルアポロの資料を用い黒腔の機構を 解析、より高い精度で黒腔を開く装置を開発。
    尸魂界と虚圏を繋ぐことを可能とした。
  • 元字塾
    流派「元流」の開祖である山本重國が開いていた私塾。
    当時の山本重國は、額に「丿」の字の傷があったことから周囲からは「丿字斎」と呼ばれ、その名は武功を上げる度に尸魂界中に広まっていった。
    山本重國は元字塾の総師範としても門下生の指導にあたっており、その経験が死神育成教育機関である死神統学院(現在の真央霊術院)にも繋がったものと思われる。
  • 死神と滅却師
    虚を浄化し尸魂界へと送る死神と、虚を滅却し消滅させる滅却師。
    魂魄の均衡を保つため、死神は滅却師に対して何度も対話を試みてきたが拒否され続け、 その対立はときに戦いにまで発展した。
    千年前、ユーハバッハ率いる星十字騎士団が尸魂界に侵攻したが、 山本重國が創設した護廷十三隊の存在を前に敗退することとなり、側近の兵すらも失ったユーハバッハは退却、 影の領域に身を潜めた。
    そして二百年前、尸魂界は長い議論の末、滅却師殲滅作戦を決行。
    数少ない生き残りを残し、滅亡したはずだった。
  • 残火の太刀
    山本元柳斎重國の斬魄刀にして焱熱系最強最古である「流刃若火」の真の名。
    卍解後、刀身は焼け焦げた炭のような状態になり、尸魂界中の大気から水分を飛ばしてしまうほどの影響を及ぼす。
    長時間卍解し続ければ刀を操る本人や尸魂界をも滅ぼしてしまうほど強力であり、 その真価は東西南北を冠した形態の異なる四つの技を発動することによって発揮される。
    一千五百万度にまで達する熱は、触れたものを跡形もなく灼き飛ばしていく。
    “西”「残日獄衣」発動時に見える炎は、山本元柳斎重國の持つ圧倒的な霊圧が可視化したものと思われ、 “南”「火火十万億死大葬陣」は過去に斬った者の灰に熱を与え、亡者たちを一時蘇らせる力を持っている。
  • 護廷十三隊
    山本元柳斎重國が創設した死神の組織。結成当初は現在の護廷十三隊より殺伐としており、出自も各人各様で、大罪人だった者もいた。
    また、「護廷」とは名ばかりで戦いへの誇りや民を護ることへの信念といったものはなく、敵を討つに利するものは全て利用するような荒くれ者の集う殺し屋の集団だった。
    それ故にその戦闘力は凄まじく、千年前の争いでは滅却師の軍隊を殲滅、退却させている。
  • 血装
    滅却師は血管に直接霊子を流し込むことによって、自らの攻撃・防御能力を共に強化することができる。
    発動する滅却師の力が強いほど強化後の肉体も強力となり、卍解時の死神にも匹敵する。
    血装には攻撃に有用な「動血装(ブルート・アルテリエ)」と防御に有用な「静血装(ブルート・ヴェーネ)」の二種類があり、
    体内でそれぞれ独立した霊子システムを使用する為、二つを同時に発動することはできない。
    純粋な滅却師には生まれながらにこの力が備わっており、そうでない滅却師でも鍛錬によって身につけることができる。
  • 破壊された卍解
    始解の状態で破壊された斬魄刀は、時間をかけて所有者の精神と霊圧を注ぎ込むことで修復が可能。
    だが、卍解した状態で破壊された場合はまるで意味が異なり、その卍解は二度と元に戻ることはない。
    過去に破壊された卍解の例として、斑目一角の「龍紋鬼灯丸」と、阿散井恋次の「狒狒王蛇尾丸」が挙げられる。
    前者は、破面のエドラド・リオネスとの戦いで破壊されたため、現在は形のみ修復された状態であり、本来の能力を発揮することはできない。
    後者は、朽木白哉との戦いで刃節の一部を破壊され、それ以来破損した状態のままである。現在確認されている例外は狛村左陣の「黒縄天譴明王」一振りのみ。
    所有者と斬魄刀が極端に結びついており、明王が破壊された場合には狛村自身も負傷するという欠点が有るが、代わりに彼の傷が癒えれば斬魄刀も復活する。
  • 零番隊
    霊王宮及び霊王を守護することを目的とした、尸魂界最高戦力の部隊。
    構成員は五人、その全員が隊長を務めるという特殊な形を取っており、その総力は護廷十三隊全軍を凌駕するとされる。
    普段は霊王宮に駐在しており、霊王宮に立ち入る為には彼らの力が不可欠である。
    零番隊への入隊にはとある条件が設けられており、尸魂界に於いて条件を満たし霊王に認められた者のみが所属する。
    彼等が掲げた旗に描かれているのは、隊花である「沈丁花」。