森川智之(黒崎一心役)インタビュー
――10年ぶりにアニメ化される『BLEACH』に関わることが決まった時の感想をお聞かせください。
森川さん(以下:森川)
率直に嬉しかったです。あれからもう10年になるんですね。みんなでスタジオに集まって収録していたのが懐かしいですね。
――「BLEACH 千年血戦篇」の貴方が思う魅力、見所をお聞かせください。
森川
一心のストーリーもあるので黒崎家の秘密というか、過去が明かされるので個人的にはそこが魅力だったりします。――「BLEACH 千年血戦篇」制作中(アフレコ中)で起こった、印象に残っていることがありましたらお聞かせください。
森川
コロナ禍での収録でしたが、石田竜弦役の成田剣さんと浦原喜助役の三木眞一郎くんと三人で収録したのは、ちょっと同窓会みたいで楽しかったです。――ご自身のお仕事をする上で、インプットするものとして多いものは何ですか?
森川
何をインプットするかにもよると思いますが、基本的には辞書とネットで調べたりします。あとは普段は読書とニュースなど。
――仕事において、ルーティーンなどはありますか?ございましたらお聞かせください。
森川
朝おきて、仕事の前や仕事の合い間に「外郎売り(ういろううり)」で発声練習をしいます。――黒崎一心と黒崎真咲のこれまで語られてこなかった過去が明らかとなりました。脚本を受けて(または原作をご覧になったときに)思ったことがあれば、お聞かせください。
森川
やはり、一心はただものではなかった!というのと、真咲との衝撃な出会いに驚きました。これを知ったうえで、最初から演じたらどうなっていたかなと思います。
――一護の苦悩や葛藤が描かれるシーンも多いですが、両親を演じるお二人はどのような気持ちで見守っていますか?また(役としてではなくご自身が)一護に言葉をかけるとしたら何と言ってあげたいですか?
森川
無理しないようにな!――ご自身のキャラクターの性格を一言で表すとどのようなキャラクターだと捉えていらっしゃいますか?
森川
“漢”です。彼のことを知れば知るほど、なかなかの“漢”だと感じます。
――森川さんからみて、真咲のキャラクターを一言で表すと?
森川
“天使”かな。それ以外にかんがえられんッ!
――ご自身のキャラクターを演じていて、楽しい部分があればお聞かせください。
森川
志波一心、黒崎一心ともに基本的には自由に演じさせてもらっているので責任感は強く感じますが、とても楽しいです。――これまでの『BLEACH』シリーズの中で、印象に残っていることがありましたらお聞かせください(アフレコエピソードなど)。
森川
やはりTV初登場の黒崎家のシーンですね、あの時の一心の第一声で「一護ッ!!!」って叫んだと思うのですが、その瞬間キャラクターが固まった!決まったなと思いました。